ずっと在宅ワークをしていると、ストレスを感じる。疲れる。
という人も多いと思います。家にいることが好きな人ならいいけど、そうでない人が強いられるとかなりしんどいワークスタイルですよね。
私はリモートワークで長年やってきて、在宅で仕事をすることも人よりは多い環境でした。今現在は、ほぼ自宅で仕事をしています。
子どもや同居人がいる場合のいいやり方はわかりませんが、少なくとも個室にこもって働ける環境がある人向けに、実践しているストレス対処方法をシェアします。
Contents
心がけ:「ストレスを溜めない生活」はどんな人間も共通
まず前提として、在宅ワークでもそうでなくても、日頃からストレスを溜めないためにできることは共通しています。
- 日光をしっかり浴びる
- 軽い運動を欠かさない
- 血の巡りやホルモンバランスを良くする
- 栄養のある食事を摂る
- 睡眠を7時間以上とる
- 人と会話する時間をつくる
この6つは、ストレスを解放するために必須な人間活動です。
在宅ワークを毎日していると欠けやすい要素ばかりなので、意識的にする必要があります。1日1回は外に出て散歩をしてみたり、寝る時間や起きる時間を決めて規則正しくしてみたり、オンライン会議システムや電話を使って定期的に誰かと会話するのが大事。
こういった基礎をしっかりとしたうえで、具体的なTipsとしてのリモートワークに必須なツールに関しては別の記事でまとめたのでぜひ見てください。MacBookを使っている人におすすめのツールもあります!
スケジュール管理面:在宅ならではの組み方がある
オフィスでフルタイム勤務している状態と同じことを在宅でやるのは、けっこう難しいのです。在宅ワークには在宅ワークの働き方がある!ということで諦めて、自分がうまくやれるスケジューリングをゼロから考え直しましょう。
私の場合は、以下のようなことに気をつけています。
作業系は2〜3時間で区切る
オフィスだと「ランチ休憩を挟んで8時間労働」とかだと思いますが、在宅だといろいろな要因により、こんなに連続で働くのは厳しいです。
人間が連続して集中できるのは、せいぜい2〜3時間くらいです。多くの映画がこのくらいで作られていることからもわかりますよね。
「(会議室に移動して)打合せ」ということがないので、メリハリも付けづらい。パソコンで作業する系の仕事は2〜3時間で区切り、その合間に最低30分くらいは休憩を入れます。
プライベートと業務時間をわけない
2〜3時間で区切ってそんなに長い休憩を挟んでいると、当然ながら、同じ時間内での稼働時間は短くなってしまいます。そのため、プライベートとあまりわけず、業務時間をスプレッドするようにしています。
つまり、
- 通常:月〜金の5日間、9〜17時(1時間休憩)
- 在宅:月〜日の7日間、8〜22時(休憩しまくり)
という感じ。生活のなかに仕事を溶け込ませるようにしていくと、ずっと在宅でもいろいろと他にやることがあるので、ストレスが溜まらないと思います。
オンライン会議は詰め込まない
一般的な働き方をしていた人がフル在宅になったとき、よくやってしまうことナンバーワンが、
です。移動がなくなるので時間が増えたように感じて、全スロットに打合せを入れてしまうと思います。しかし、オンラインで打合せをするというのは、実は自分が思った以上のストレスを感じています。
電子音を聞き続けることによる耳への負担、画面を見続けることによる目への負担、そこからくる心理的ストレスなど……科学的なこともあり、かなり疲れが溜めてしまう要因となります。
だから意図的に間隔を空けて、すこしゆとりをもたせましょう。私はせいぜいオンライン会議は1日3本までですね。
家事をうまく挟む
在宅ワークをするときは、家事をうまく活用するのがすごくいいです。
おすすめは「お米を炊く」「洗濯をして干す」などの、「単純作業の合間に一定の待ち時間を挟むタイプの家事」です。
タイマーをセットして、その間に原稿1本書き上げよう!と決めてしまうなど、家事をうまいこと挟んでメリハリをつけることができます。適度に身体を動かすので、リフレッシュにもなりますね。
ワーク環境面:在宅なら家を充実させないと
家にいる時間が長くなるなら、その環境を徹底的に過ごしやすくしないとダメですね。リモートワークで働く場所はどこがいい?という以前書いた記事で、いつくかの作業場所を上げましたが、今回はそのなかでも一番自分でカスタマイズしやすい「自宅」です。
私がやっているのは、こんなことです。
グリーンや花を置く
観葉植物などは視覚的にも癒やし効果があるし、空気もフレッシュにしてくれます。ずっと閉じこもっていると空気が淀みがちになってしまうので、グリーンを取り入れましょう。
花もとてもよくて、意外と一輪の花が飾られているだけで、部屋がぱっと明るくなります。気分がハッピーになりますよ。換気してフレッシュエアーを循環させることも精神面にいい影響をもたらします。
香りのものを楽しむ
ルームフレグランス、アロマディフューザー、キャンドルなど、香りのものを取り入れましょう。
私はもう気にいっている香りがあるのでこれを愛用しつつ、新しいキャンドルなどをたまに買っては、試しています。癒やされるのでおすすめ。
プロダクティブになれる音楽を見つける
オフィスだと電話を取らなきゃいけなかったり、同僚に話しかけられることが多かったりで、音楽を聞きながら仕事をするのはあまりよくないと思います。
好きな音楽を存分に聞きながら仕事ができるのは在宅ワークならではの楽しみなので、自分の生産性とテンションが高まる音楽を見つけておきましょう。
お菓子や飲み物を万全に用意する
これは好みですが、私はお菓子がないと仕事がはかどらないタイプなので、在宅ワークならここぞとばかりにお菓子を万全に買い揃えておきます。
「ドリンクを入れる」という作業も少し時間をかけてやってみると気分転換になるので、ゆっくり時間をかけて淹れるタイプのコーヒーを毎朝のルーティンにしたり、おやつ代わりにスムージーを作るのもおすすめです。最近は「チャイを煮出す」という新ドリンクを増やしました。
お菓子はつい食べ過ぎるので、ヘルシーおやつに切り替えたほうがいいと思います。こちらをどうぞ。
マイボトル、マグカップはお気に入りのものを
これだけで在宅ワークの質はかなり向上します。
私はマイボトルをマグカップのように使っていて、家のなかでもボトルに飲み物を足してデスクで飲んでいます。お気に入りのボトルやカップに美味しい飲み物を満たすと「よし、やるぞ」という気分になるので、おすすめです。
在宅ワーク向きの家に住み替えるのも手
もし単身者だったり気軽に引っ越せる環境にあるのなら、在宅ワークに適した家に住み替えてみるという手もあります。
実際に2020年現在、家で仕事をすることが増えたからという理由で、ワークスペース付きの賃貸に引っ越す人がかなり増えているらしいです。
最近は「シェアハウス」という感じじゃなくても、普通の賃貸マンションにカフェのようなラウンジがついていたり、コワーキングスペースのような場所が併設していたりという物件が増えています。
私も以前、ソーシャルアパートメントに住んでいたときはとてもよかったので、「自室だけに篭もっていると気が滅入りそう」という人は検討してみてもいいと思います。
環境面というより仕事の進め方面、具体的な業務のことでストレスを感じてしまうという人は、生産性を上げるリモートワークのコツについても読んでみてください。
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以上、在宅ワークのストレス対処法として私が実践していることでした。家に篭もってずっとパソコンに向かっていると気分が沈んでくると思いますが、自分なりの楽しみかたを見つけていきましょう!
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おわり。