ペットボトルをほとんど買わない生活をしています。この1年で買ったのは数回くらいかも。
マイボトルを持ち歩く生活をすると、環境への負担は当然減らせるし、飲み物を購入する必要もないからお金も浮くし、買う手間や時間もいらなくなるし、メリットしかない。なのに日本での普及率はあまり高くないのです。。
「ボトルを買ったけど面倒で使わなくなってしまった」
「結局ペットボトルを買ったほうがラク」
といった声があり、いまいち広まらないようです。日本はコンビニが便利すぎるからペットボトルに流れますよね。毎日使っている経験から、メリットだらけだと感じられる使い方の工夫や考え方などをシェアしてみます。
Contents
マイボトル2大課題は、重い&洗うの面倒
マイボトルを持てない理由としてあがるのは、主に以下の2点です。
- ボトルは重いからつい軽量なペットボトルに流れてしまう
- 詰替や日々のお手入れが面倒でなかなか習慣化できない
これがそのままデメリットとしても言われます。
重さに関しては、たしかにペットボトルのほうが軽いので、最初のステップとしてはペットボトルを何度も繰り返しつかうのもいいと思います。洗浄については「洗いやすい」「お手入れ簡単」などはボトルの売り文句としても使われるほどです。
でもきっとそう思う人は、性能の良いマイボトルに出会えていないだけです。
最近のボトルはおしゃれで機能的。まずはそれを知ってもらえれば、マイボトルライフに切替えたくなります。
良いマイボトルに出会えれば軽くてお手入れ簡単
私が愛用しているボトルは別の記事でも紹介しているのですが、
スマホと同じ軽さしかないためペットボトルとそんなに変わらず、抗菌コートが最強すぎて汚れもほとんどつかない。
もちろんペットボトルのほうが若干軽いと思いますが、買ったり捨てたりの手間を考えれば、わずかな重さの差は気になりません。お手入れに関しても苦に感じたことがありません。
衛生面に関しては、
といった言葉がマイボトルに関連した検索ワードに並んでいるほど、気になる人は多いみたいですが、こういった心配がほとんどないマイボトルはたくさん出ているので、いくつか私のお気に入りブランドを紹介しておきます。改めてまとめ記事もつくります。
▼おすすめボトル9選のまとめ書きました
マイボトルには「水」だけを入れます
もうひとつお手入れ面でおすすめしたいのが、「水」だけを入れて使うこと。
日本人ならお茶を飲みたい気持ちもわかりますが、思い切って捨ててしまいましょう。日本の水道水は“世界一安全”といわれるほど、そのままで十分きれいです。水道をひねるだけでそんな飲み物が出てくるなんて最高すぎ。
ちなみに、地球環境のことを考えて食生活なども改善していったりすると、だんだん「水」が一番おいしいことに気づいていきます。水のメリットはこちら。
リフィルが楽、給水スポットもある
マイボトルを持っているのに中身がなくなって、結局ペットボトルを買ってしまった
という状況は最も意味がありません。重さが2倍になって最悪です。マイボトルライフを送るうえでは「リフィル – refill」の概念がセットで必須と思っておきましょう。
リフィルとは意味通り、注ぎ足すこと。水であれば、施設やオフィスのウォーターサーバーや公共の場にある給水器など、リフィルスポットが多いです。元がお茶だと外出先での補充が難しいですが、水を入れておけば真夏でも安心。
リフィルスポットに登録しているカフェなどを表示してくれる、mymizuというアプリもあります。活用しましょう。
汚れがつかないから水洗いでOK
水のもうひとつのメリットは、当たり前ですが、無色無臭であること。お茶やコーヒーよりも格段に汚れが気になりません。
私は毎日つかうボトルには水以外のものは入れず、他のものを飲むときはタンブラーを使っています。だから水でさっとゆすぐだけでOK。きちんと洗剤とスポンジで洗うのは3日に1回くらいです。
特にコーヒーは色や臭いもつきやすいのでやめましょう。メーカーとしてはコーヒーを入れても大丈夫なように作っているし、広告などにも「熱々を12hキープ!いつでも美味しいコーヒーを」などと書かれています。
しかし個人的な考えとしては、毎日使うボトルにコーヒーを入れるのは間違った使い方です。あくまで水分補給用として、水を入れるべき。
余計なものがない水が体にもベスト
嗜好品としてのドリンクには、カフェインやタンニンが含まれています。日常的な水分補給をペットボトルのお茶でする人もいますが、特に理由もなくいろいろな成分を摂取してしまうので、理由がなければ余計なものが何もない「水」が最高です。
人間は本来、水だけあれば十分です。必要な飲み物はきれいな水だけ。浄化されます。
定住している家がある人は、浄水器やウォーターサーバーを買ってしまうのがおすすめ。最初はコストがかかりますが、きれいな水がずっと飲めると考えれば安いです。
一人暮らしでスペースや経済的余裕がなかったり、移動や引っ越しが多い人には、BRITAのポット型浄水器がおすすめ。定期交換が必要なフィルターはプラスチックだけど、わりと長く使えるのでペットボトルに比べたら少ない消費量ですみます。
マイボトル持参を当たり前に。普及率を上げていきましょう
マイボトルの普及率が早く上がればいいなーと思って書きました。
先日まで住んでいたオーストラリアでは、誰もがマイボトルを持ち歩いていました。日本ほどコンビニや自販機もないので、どこかで買えばいいや!と考える人もあまりいません。家から持って出るのが当たり前。
世界にはおしゃれなボトルもたくさんあって、マストアイテム化しています。この記事を見て「マイボトルよさそうだな」と思ったら、ぜひ海外で人気のおすすめブランドを見てみてください。
▼サステナブルライフの習慣はこちら
▼エコなお気に入りアイテムたち
おわり。