先日、車で神奈川県の海沿いから長野県の雪山へ5時間ドライブして出かけたところ、着いた数日後に車が限界を迎えてしまいました……。
エンジンの異常による故障。急停止したり事故になったりは幸いしなかったのですが、動かせなくなりレッカーで運ばれることに。
旅先など遠方で車が故障した場合、それ以降の移動手段はどうなるのか、どうやって帰るのか、お金がどのくらいかかってしまうのか……など私は知らないことだらけで学びが多かったので、これから同じ目に遭ってしまう人のために今回の経験をシェアします。保険に入ってて本当によかった!
Contents
神奈川県在住者、長野県白馬エリアで車が壊れる
普段車に乗るのは神奈川県内の移動がほとんどですが、たまたま長野県にいるときに悲劇は起きました。
小さな車でこの冬あちこち遠方へ移動しました。その疲れが出たのか、人間2名と重い荷物を乗せて山道を走っていると、だんだん速度が出なくなってきました。まあこれだけ積んでたらね……と最初は思ったのですが、それにしても馬力がなさすぎる。
この左下のマークを見たことがあるでしょうか?夜の山道でこれが点灯しはじめたとき、私はぞっとしました。
というのも、同じ経験が以前にもあったから。これは「エンジンチェックランプ」と言って、エンジンに異常を検知したときに点灯するやつです。まずい、、、
数日後には神奈川に帰る予定でしたが、瞬時に「この車で帰れなさそうだな」と薄っすら感じました。仮にランプが消えても、高速道路が怖すぎる。
この距離ですからね。万全な状態じゃないと。この日はとりあえず宿泊場所までノロノロ運転で帰り、お部屋に戻って現状把握に務めました。
エンジントラブルが起きた際の対応
エンジン系統のトラブルは、甘く見て走り続けていると急に車が動かなくなってしまうこともあるので、異常がわかった時点ですぐに対処が必要。
いろいろ調べたり教えてもらったりして、どうやらオーバーヒートにより内部が損傷しているのかもしれない、ということに。この時点ではまだ原因がわからないけど、軽症のオーバーヒートだった場合、時間を置いて冷やされることで回復する可能性もゼロじゃないとかなんとか(間違っているかもしれません)。
とりあえず翌日は夜まで車を使う予定がなかったので、1日放置してみることに。
翌日の夕方になり、ゆっくりエンジンをかけてみました。エンジンチェックランプは点灯しなかったのでいけるかも!と思ったのも束の間、少し走らせるとすぐに点灯。速度が30kmしか出ません。
ダメだと思ったら無理させないこと。その日は送迎して頂いて(ありがとうございます…)、もう乗らないようにしておきました。
加入している自動車保険のロードサービスに電話!
ここで頼れるチューリッヒ自動車保険の登場です。
24時間365日対応の窓口があるので、ロードサービスを呼ぶため電話しました。事故の際にもすぐ対応してくれるので、心強すぎる。夜遅い時間でしたが、オペレーターの方が丁寧に対応してくれました。
ロードサービスは時間指定予約もできるということ。今回、車は宿泊先ホテルの駐車場に停めてありましたが、観光地のため車の行き来もあり、レッカーを停めて作業するには少し狭い&目立つ道です。なるべく誰にも迷惑かけずに完了するよう、レッカー業者さんには申し訳ないけど翌朝6時に来てもらえるようお願いしました。
所要時間は、到着時間のバッファを入れても1時間ほど見ておけばまず大丈夫とのことでした。旅行中の故障だったりすると、時間をどれくらい取られてしまうかも気になると思います。参考にしてみてください。
故障発覚の翌々日、早朝6時にモーニングレッカー
そして次の日の朝、朝日が眩しく輝くなか、赤・青・黄と激しいカラーリングのレッカー車が登場。この絵がかっこよすぎて少し笑ってしまった。
以前レッカーを呼んだときは昼間で都市部だったので、ロードサービスの人が来て、車の症状を見てくれたりいろいろ書類を書かされたりして、その場でだいたいの故障内容はわかりました。
しかし今回は遠方かつ早朝ということで、レッカー業者の方おひとりで来られて、ただ車を持っていくだけでした。呼ぶ時間・場所・状況によっても対応が異なるのだと勉強になりました。
運ばれてゆく……。今回、一緒にいた友達や宿泊先のスタッフさんなどへの影響も最小限に抑えたかったので、なるべく何事もなかったかのように持っていってもらう道を選びました。皆さんが寝ている間に、完了です。
レッカー後、帰宅交通費とその他費用の補填のこと
レッカーで車が運ばれていったあと、当然ながら移動手段がなくなります。田舎なのでバスも1日数本しかなく、現地の方に送迎のお世話になりました。。
帰りはどうするの?というところですが、チューリッヒ自動車保険の場合は手厚いサービスでいくつかの手段を選択することができました。
帰宅交通費・ホテル代・レンタカー代が出ます
こちらの素晴らしいメニュー表をご覧ください。帰宅には3つの選択肢があり、すべて保険にて費用がカバーされます。
- 公共交通機関を使って帰宅する
- レンタカーを借りて帰宅する
- ホテルに宿泊してから①②で帰宅することも可能
私は①を選択しました。自宅や移動先までの新幹線・電車・バス・タクシーなどの交通費がカバーされます。時間が夜遅かったりしてホテルに泊まりたい場合、宿泊費もカバーしてくれます。今回使わなかったけど、なんとペット費用や、キャンセルになった旅行費用まで補填があります。
対象となる公共交通機関はこんな感じ。「最も合理的と判断される手段」となり、グリーン車やビジネスクラスなどを使った費用はさすがに対象とならないそうですが、普通に帰宅すればだいたい合格です。
修理完了後、自宅まで搬送or現地ピックアップが選べる
レッカーで運んでもらえる距離も気になると思いますが、チューリッヒ自動車保険の場合は「100kmまで」となっています。壊れた車を運ぶ先は、自分で指定することもできるし、保険会社に選んでもらうこともできます。
今回は特に希望がなかった&調べる時間がなかったので保険会社にお任せしたところ、大町市にある修理工場に行くことになりました。
こちらの修理工場がとても親切丁寧な対応で、修理は部品の交換だけで無事に完了。
そして修理完了後の車をどうやって引き取るかですが、なんと自宅までの運搬は無料でやってくれる!ただし、これには10日〜14日程度かかるとのこと。自分で公共交通機関を使って取りに行くこともでき、その場合は片道分の交通費だけがカバーされます。
え。ほんとにすごくないですか? チューリッヒ スーパー自動車保険、ありがとう。
帰宅費用・ピックアップ費用・キャンセル費用のサポートは、どれも後から送られてくるURLから、このように入力することで申請できます。交通系ICカードを使った場合など、明細をスクショした画像でもOK。スマホから簡単に申請できました。
おまけ:新宿駅にバスで到着し、自宅へ
大都市東京にバスで到着したときの風景。疲れてブレブレです。
ちなみに今回、たまたま人の車に乗せてもらい帰ることができたのですが、そのお迎えを待つ間のベローチェでの様子がこちら。車にボカボカ荷物を積んでいった人がいきなりバスで帰る羽目になったので、あったかい春の都会で板がむき出しで大変です。
荷物が多い場合、すぐに持ち帰らなくてもいい荷物を選別しておき、車に積みっぱなしにして持っていってもらうのも手です。
やっぱり助手席が一番ですね。
さいごに:故障の際は慌てず落ち着いて。保険に頼ろう
かかった交通費等の請求は、送られてくるURLに領収書などを添付して申請するだけ。簡単にでき、ちゃんとお金が返ってきます。
今回は、現地の人にも送迎など大変お世話になりました。。お騒がせして申し訳ないです。
故障や事故などトラブルの際は、慌てず冷静に対処できるよう、保険会社の番号などは必ず控えておきましょう。
チューリッヒ スーパー自動車保険のサービスは本当に素晴らしくて、これに入っていてよかったなと思ったので、お友達紹介リンクを貼っておきます。下のボタンから簡単見積もりをして申し込むと最大2,500円割引になるのでぜひ使ってね!
URL有効期限:2023年01月29日
引き続き安全運転で頑張りましょう。
おわり。