少し前に新しいスーツケースを手に入れました。
「LOJEL(ロジェール)」というブランドのCubo(キューボ)というモデル。あまり聞いたことがないかもしれませんが、最高におすすめなので紹介します!
- 個性的でおしゃれなデザイン
- フロントオープンで収納力・機能性抜群
- ブランドの世界観と思想が素晴らしい
- なのに3万円台で10年保証も付いてる
など、言うことなし。
私の大好きなユニセックスデザインなので、男女ともにおすすめ。迷っている人はぜひ参考にどうぞ。
Contents
迷いまくるスーツケース選び……
もともとバックパックだけで旅していたのですが、長期滞在や少しリッチな“旅行”用に、大きめのスーツケースがほしいと思っていました。
はじめは芸能人の愛用者も多いスーツケース界の神「RIMOWA(リモワ)」にしようと思っていました。かっこいいですよね……。
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けどなんだか個性がないような気がするし、何よりお高い……!そんなに頻繁に使うわけじゃないので、費用分の回収できるかなーーと不安でした。
RIMOWAのスーツケースは10年使って味が出てくるとかいいますが、飽きっぽいのでそんなに持っていられるかも微妙。。
スーツケースって、
- タイプ
- サイズ
- 素材
がたくさんあって、どれが自分に合っているのかも迷います。
迷うポイントはこんな感じ。私はいろいろ調べた結果、
- サイズは70L前後
- 軽さと機能性重視
- そんなに高品質は求めない
- 3〜5万円台くらいが理想
で探すことに。この条件にぴったりハマって最高だったのがCuboです。
海外で火が付き逆輸入された日本ブランド「LOJEL(ロジェール)」
オフィシャルのイメージが可愛かったのでお借りました。これが「LOJEL(ロジェール)」のCubo(キューボ)というスーツケース。
海外ブランドのようですが、実はロジェールジャパン株式会社という日本発のメーカーなんです。
1991年に日本で創業し海外展開していたら、世界で大人気となり、日本に逆輸入されたという面白い背景があります。現在は30ヶ国以上に展開しているグローバルブランドだけど、逆に日本での知名度はそこまで高くない。
というのも日本に本格展開しはじめたのは2017年の夏。代官山にポップアップショップをオープンして、その時期から改めてプロモーションなどをやっています。
しかしオフィシャル写真は、外国人とおしゃれな海外ホテル風の部屋。笑
男性もかっこよく持てます。世界観がいいですよね。
ちなみにInstagramアカウントが超かっこよい。
だいぶ好き。
ちなみに一番小さいSサイズは、こうやって縦のまま開いて、パソコンとか出し入れできるんですよ。出張族サラリーマンだったら間違いなくブラックのSを買ってますね。
ブランドコンセプトは「旅で人生を豊かに」
LOJEL(ロジェール)というなんだか聞き慣れないブランド名は、
の頭文字を取った造語だそうです。
スーツケースのほかにも商品を出していて、どれにしても細部まで作り込み、「メーカー」で居続けることにこだわっています。こういう思想のあるブランドは、応援したくなります。
デザイナーKenzo Yoneno氏によるデザイン
Cuboの一番の特長は「フロントオープン型」ということなのですが、これがすごく便利。
デザイナーのKenzo Yoneno氏が、自身の旅経験から理想のスーツケースを追求していて、狭いホテルの部屋から着想を得てデザインしたんだそうです。長年の最高傑作的なものがこのCubo。パカッと両側に開く形ではないので、場所を取りません。
というだけあって、シンプル大好きな私としては共感がすごい。
かっこいい15秒動画があるので見てみてください。
たっぷり収納できるフロントオープン型
これが私が持っている、Mサイズ70L / Warm GrayのCuboです。
(サイズとカラー展開は後述)
パンパンに詰めて歪んじゃってますが、、見た目以上にかなりたっぷり入ります!
横に置くとこんな感じで普通のスーツケースと変わりませんが、
こうやって前面がフタ的に開くので、取るスペースがまったく変わらない!
最初は「フロントオープンってどうなのかなー」と思ったのですが、使ってみるとめちゃくちゃいいですね。放り込むだけ。盛り上がってても、一応閉じれるし。「スーツケース」というより「箱」って感じです。
詰めるとこう。深さがあるので、ブーツなどの大きいものも余裕で入ってしまうのが嬉しいです。パズルのように試行錯誤する時間が節約できます。
ロゴがちょうどいいところに埋め込まれています。2013年にリブランディングしてこのロゴになったんですが、シンプルでかっこいいですよね。
好みが分かれるかもですが質感は軽いので、フタもパカパカ開きます。荷物の出し入れが本当にしやすい。
Cuboの細かい機能、よいところ
細かい機能を見ていきますね。公式が説明しているのはざっとこんな感じ。かゆいところに手が届きすぎ。
裏地はシャンパンベージュ。細かいポケットもたくさん
裏地はシャンパンベージュになっていて、明るい色なので中身が見えやすいです。
黒とかだと意外とモノが見つけづらかったりするんですよね。おしゃれなホテルは部屋が薄暗いことがあるので、裏地の色ってけっこう大事。
フタ裏にメッシュポケットが3つ付いていて、これが意外にもかなり便利。
大きいほうには書類や現金などの少し大事なものを入れたり、ビーサンとか入れておくのもいいかも。小さいほうは充電器類とか、細かい洗面用品とかをそのまま放り込む。もはやポーチがいりません。
内ポケットが右と左にひとつずつ付いています。
なぜかここにモノを入れたほうが、たくさん入る気がする。
ちなみにフタの開く角度は、ここのベルトで調整可能。斜めに固定しておけば開きっぱなしにもできますよー。
中身も固定できるバンドが付いているので、半分くらいまで入れたら一旦固定して、その上から入れていくのが正しい使い方かもしれません。
容量が増える!エクスパンションシステム
真ん中にもファスナーがあるのが気になったと思いますが、、
なんとここを開くと、伸びる!
70Lの容量が、77Lになります。これは最高ですね。「エクスパンションシステム」というらしい。
普通の旅行ならコンパクトに70Lに収まるように頑張って、お土産が増えちゃったー!というときに増量すれば、余分に入るようになります。けっこう7Lの差は大きいです。
引っ越しとかで使うときには、はじめからMAX容量にしてもいいよね。
もちろんTSAロック付きで安心
TSAロック機能は必須ですよね。
3桁の暗証番号式なので、カギがいらなくて楽々です。ファスナーの金具がそのままロックに入るような感じで、よいシステム。
満杯に入れてもスムーズなダブルホイール
ダブルホイールなので、たっぷり入れて運んでもかなり安定感があります。
私は25キロくらいまで詰め込みましたが、動きづらさはまったくないです。スムーズになめらかに、すいすい〜っと回転してくれます。無音。
ハンドルや素材感も3万円台とは思えない
安いスーツケースだとハンドルがぐらつくことがありますが、それも大丈夫でした。かなりしっかりしてます。
ちなみに、、スーツケースは傷だらけになってゆくものです。傷がつくとこんな感じになりますので、参考までに。
プラスチックなので「高級感」こそありませんが、マットな質感で安っぽさは感じないですね。耐久性にも優れている感じです。それよりも軽さが大事なので、これくらいでいいかなと思います。
カラーは7色。絶妙な色味がおしゃれ
カラー展開は7色となっております!
主観を挟み挟みですみませんが、私が悩んだのがこの3色。
普段はピンク系なんて選ばないけど、このRoseはスモークピンクみたいな感じでかっこいいなぁと思って。イエローも個性的でなんかいいですよね。でも結局、グレーでつまらないかなぁと思いつつ、やっぱり無機質な部屋のなかでの存在感を考えたときにスーツケースは主張の少ないものがよく、Warm Grayにしました。(あと無駄に人に貸す可能性なども考えた笑)
Warm Grayはこの写真だと暗めに見えるけど、実物はもう少し温かみのあるグレーに見えます。ベージュみがあるというか。すごく考えられた色に感じる。
実はWarm GrayとRoseは少しあとから出たカラーのようなので、かぶりづらいかも!
あとはこの4色があります。バーガンディーもシックな赤でかっこいい。モノトーン派の人も多いかもしれませんね。ホワイトのスーツケースは根強い人気があります。色に関しては、見分けやすさを取るか、服との合わせやすさを取るか、飽きのこなさを取るか。好みですね。
シリアルナンバーで安心の10年保証
私はAmazonで購入しましたが、どこで買っても2年間の保証付き。
さらに商品が届いたあとに、スーツケースの裏面に印字されているシリアルナンバーをオンラインで登録すると、保証期間を10年に延長することができます!
説明書と一緒に登録方法のかんたんなマニュアルがついているので、手元に届いたらすぐにやりましょう。3ヶ月以内に登録しないとダメなようです。
実質「10年保証」ということ。お値段は3万円代なのに、高級ブランドスーツケースと同じ対応。すばらしいです。
サイズ展開は4種類。価格は2〜3万円台とリーズナブル
サイズ表を貼っておきます!私が持っている70Lでも十分大きいと思ったのですが、これはMサイズ。S・M・L・LL(Fit)の4サイズ展開があります。
容量はこちらです。スーツケースは「1〜2泊用/3〜6泊用/7泊以上」と分けられていることがありますが、必要な荷物なんて人それぞれなので、あまりあてにしなくていいかも。私は何泊だろうがMで十分です。
わからなければ、細かいサイズを見てメジャーとかでシミュレーションしてみてください!ちなみにMサイズは4kg切ってるんですよね。。やっぱりスーツケースは3kg台がいいです。
サイズごとの価格表は下記のとおりです!※2019年10月時点
- Sサイズ 53×35.5×25cm:26,000円(税別)
- Mサイズ 65×45×30cm:30,000円(税別)
- Lサイズ 74×52×31cm:34,000円(税別)
- LLサイズ 77.5×55×34cm:38,000円(税別)
» こちらの公式PDF にもまとまっているのでどうぞ!
さいごに:スーツケースはひとつあるといろいろ便利
場所を取らないので私は収納BOXみたいな感じで使っちゃってます。
ふつうに自分の部屋に置いておいて、普段使わないストックのものとかを入れておいたり。しまっておくなら、中に大きいものをガバっと入れてしまってもいいかも。洗濯物を放り込むのもいいですよ笑
スーツケースって使わないときはクローゼットのなかで幅を取るだけですが、この形だと収納として活用できるという発見がありました。一個持っておくと便利かも。
動画で見てみたい!という方のために、詳しいレビュー動画も貼っておきます!
▼旅の荷造りはこちらの記事もどうぞ
おわり。