国内外問わず、プチ移住的に中期〜長期滞在がしてみたい!と思ったとき、困るのは泊まる場所です。
私はいつも、Airbnb(エアビー)で滞在しています。いろいろと柔軟にできるAirbnbを活用した長期滞在は最強。
短期ならハズレ宿を引いてしまっても諦めがつきますが、長期となると慎重に決めたいですよね。でも事前に何を確認しておけばいいんだろう……?という人もいると思います。
「長期滞在」を前提に、注意すべきことや部屋探しのコツなどを紹介します。
▼Airbnb(エアビー)の基本的な使い方はこちら
Contents
1〜3ヶ月の長期滞在にはAirbnbがおすすめ
Airbnbは短期でも使えますが、1〜3ヶ月くらいの中長期滞在に向いています。
ホテルよりも格段に安く、ゲストハウスよりも格段に快適に、「暮らすように旅する」ことができます。
半年、一年となってくると賃貸やシェアハウスよりは割高になりますが、個人的な感覚としては3ヶ月以内なら十分コスパいいかなと思います。
こういうふつうの家に住むことができます。
暖炉や本棚まであると、嬉しい。
借りる前にエリアを吟味し、散策してお気に入りのカフェなどを見つけるのもいいですね。
私は近くに行きつけのカフェを見つけたりして、なじんで生活するのが好きです!
このまえまではオーストラリア・シドニーで1ヶ月同じ家に住んでいました。休暇でのロングステイはもちろん、短期留学などの場合にもおすすめです。
Airbnbでの部屋探しにはコツがある
エアビーの利用は簡単ですが、素晴らしい部屋に出会うにはコツがあります!
私がいくつか泊まってきたなかで気づいたことをシェアします。
写真のクオリティを重視する
家のなかの全場所が見えるようになっていて、写真のクオリティが高い物件がおすすめです。
- 部屋の一部が死角になっていて見えない
- キッチンやシャワーの写真がない
- 画質が悪い、ぶれている
- ミラーに撮影者が反射していたりする
- 生活感まるだしの写真
などは、高確率でダメ物件です。。
写真の撮り方には、ホストのホスピタリティが反映されます。変な写真でも「それでいい」と思うような人は、サービスの質も“その程度”なことが多いのです。
ホストの「人柄」をちゃんと見ましょう
写真とプロフィールを見るだけでも、なんとなく人柄が想像できます。
ホストが同居しているかどうかにかかわらず、運営者の人間性は見るようにしましょう。
民泊を「ビジネス・お金のため」としか考えていない人も多く、それ自体は悪いことではありませんが、やっぱり多少はやりがいをもって運営している人のほうが物件も良いことが多いです。
完全に割り切って商売している人よりは、「この土地で素敵な体験をしてほしい!」という想いが伝わってくるような人を選ぶといいですよ。
フィルター検索を使いこなそう
部屋タイプは以下の4パターン。
- まるまる貸切:独り占めできる住まい
- 個室:専用個室+共有スペース
- ホテル客室:ホテル内にある部屋
- シェアルーム:他のゲストと相部屋
まずはここのフィルターをかけつつ、さらに細かく部屋の設備などが決められます。
アメニティの項目で、私はいつも【ノートPC向けのワークスペース】というフィルターを必ずかけます。【Wi-Fi】【乾燥機】【暖房】あたりもないことがあるので必須ですね。
【ジム】【プール】【駐車場】などもできるし、【ペットOK】とかも人によっては大事かと。
ちょっとユニークな条件もかけられます。フィルターを使いこなしましょう。
レビューと★と、Airbnb側の評価はかなり正しい
個人の評価がきちんと反映される時代です。
「スーパーホスト」に認定されている人はだいたいスーパーだし、「予約が取れない人気宿」は本当にいい宿なケースが多いです。
エアビー運営による評価はかなり正しいので、信じてOK。積極的に参考にしていきましょう。
長期滞在ならではのAirbnb(エアビー)活用方法
「長期滞在」ならではのエアビーの使い方として、気をつけるべきことと心構えを紹介します。
滞在中の遠慮は必要なし。お金を払っているのだ。
1ヶ月もいれば、必ずちょっとしたトラブルや、聞きたいことなどが出てきます。
- 部屋が寒いor暑い!
- ネットが繋がらなくなった!
- ゴミ捨てってどうしたらいいの?
- 部屋の掃除って自分でやるのかな…
など。数日なら我慢できたり必要なかったりすることが、長期の場合は起こりますよね。
ここで遠慮してしまうのが日本人ですが、気にせず連絡してOK。ホストによってやり方も違うし、忘れているだけなことも多いです。
何よりこちらが「お金を払っている」立場なので、ホストはわりと何でも対応してくれますよ。快適に過ごすために、我慢は禁物です。
1泊の値段で比較しないほうがいい
予約するときに、長期だとちょっと見方が変わります。
エアビーは泊数で計算した値段に、以下のようなものが加算されてきます。
- 週割引・月割引など
- 清掃料金
- サービス料
この画像を見るとわかりますが、宿泊費と相対して見てもけっこう大きいですよね。
これらの金額は、ホストが自由に設定できるのです。そのため、料金を見るときは単純に1泊あたりの値段で比較せず、トータルコストで計算するのがおすすめです。
週割・月割、スペシャルオファーを活用せよ
上記に関連して、長期の場合は「週割・月割」といった期間ごとの割引や、ホストと直接交渉して出してもらう「スペシャルオファー」を活用しましょう。
Airbnb(エアビー)は、民間運営。ということは、貸主はただの一般人。
- ハイシーズン、ローシーズン
- 前後の予約状況
- ホスト側の儲かり具合
などによって、価格は変動してきます。
観光客が少ない時期はすこし安くしてでも宿泊者を確保したいし、長く滞在してくれる人がいたら割引してでも優先したい。
貸す側の気持ちを考えるとわかります。
エアビーでは、7泊以上で週割、28泊以上で月割が適応できるようになっており、ホストが自由に価格設定できます。また、事前にチャットなどで連絡して、特別価格でオファーしてくれることもあるのです。
長期滞在の場合はやりかた次第で安くなるので、うまいことやりましょう。
相手は「人間」なので、値引き交渉や取引もできる
こちらも上記に関連してですが、、
値引き交渉もできます。
あまりやりすぎはよくないし、ただ単に自分の都合で「安くして!」は通用しません。
ですがたとえば、
- 「直前なのでちょっとオマケしてくれませんかねぇ」
- 「オフシーズンですし少しご相談できませんかねぇ」
- 「アメニティもサービスも不要なのでどうですかねぇ」
というような交渉をして、値引きしてもらえるケースもあります。英語に自信がある人はやってみましょう。
If you knock down 15% for the month, it would better fit my budget.
こんなフレーズが使えます!
【失敗談】トラブルもありました→こうして解決
長期滞在となると、トラブルもあります。こちらも短期なら我慢できますが、長期だと厳しいですよね……。
実際に私が経験したものと、解決法を書いておきます。
「オーナーと連絡が取れず部屋に入れない」
これはありがち。特に長期受け入れを優先しているようなホストだと、チェックインにあまり慣れていないことがあります。
事前にチャットで、到着時間をしっかり伝えておきましょう。それからネットに繋がるようにSIMなどを入れておくように。
私は近くのカフェで店員にテザリングを貸してもらうという、迷惑なことをして入りました・・・笑
「部屋が写真とちがう!」
部屋に入ったら、ワーキングデスクがない!パソコンで仕事をしている私としては大問題すぎます。
「写真だとデスクあったと思うんだけど……?」
と聞いたら、あっさり部屋を交換してくれました。部屋が複数あるような家だと手違いはけっこう起こります。写真を見せて、ちゃんと言いましょう。
「テレビが故障」「Wi-Fiが遅くなった」
接続系のトラブルは何度か経験しています。
テレビが突然つかなくなったときは、ホストにチャットで連絡したところ、日中の留守中に入って修理してくれました。接触不良だったようです。Wi-Fiが急に遅くなったときも、速度制限だったようで、チャットしたら解除してもらえました。すぐに元通りです。
「だいたいチャットすれば直してもらえる」と思っておけばOKです。
まとめ:暮らすような旅を楽しみましょう
ほんとうに良い時代になりましたよね。
ホテルに3ヶ月も泊まっていたらお金がなくなってしまいますが、、ゲストハウスに少しプラスしたくらいの額で、こんな温かみのある住宅街にだって滞在することができます。(実際に長期ステイしていたところ)
エアビーは全然危なくないどころか快適なので、ぜひ使いこなしてみてください。このリンクから登録で、割引になります!
▼基本的な部屋の探し方はこちらに書きました
おわり。