クアラルンプールでナイトクラブを探しているなら、東南アジア最大級ともいわれる「ZOUK(ズーク)」一択。
巨大クラブZOUKを中心にレストランやBARがたくさん並んでいて、エリア一帯が「TREC(トレック)」という街のようになっています。クアラルンプールの若者で知らない人はいないナイトスポットです!
何回か行ってきたのでレポートします。
※2017年秋時点の情報です。絶賛開発中のエリアなので、最新情報もご確認ください!
Contents
ZOUK(ズーク)とは
ZOUKは、シンガポール発祥のモンスタークラブです。公式サイトを見ると、1991年からのヒストリーがのっているほどの老舗クラブ。
クアラルンプールのZOUKはもともとKLCCエリア(ツインタワーとかの周辺)にあったのですが、2015年に今の場所に移転したそうです。
KL中心地のブキッ・ビンタンから少し東に行ったところにあり、そのあたり全体が「TREC(トレック)」というレストラン&バー街になっています。その規模なんと、スタジアム6個分。政府も観光拠点として育てることに力を入れていて、これから10年スパンで開発計画が進んでいるとか。
10代〜20代を中心に週末はかなり賑わっています。ZOUKは出入り自由なので、クラブで踊って疲れたらBARでしっぽり飲んで、という感じで夜通し楽しめます。
名前 | ZOUK Club KUALA LUMPUR |
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住所 | Zouk Club (KL) Sdn Bhd 436, Jalan Tun Razak, 50400 Kuala Lumpur. |
アクセス | ブキッ・ビンタン周辺から車で10分 |
営業時間 | Sunday to Tuesday 10PM – 3AM Wednesday 10PM – 4AM Thursday to Saturday 10PM – 5AM |
公式サイト | www.zoukclub.com.my |
ZOUKへのアクセス
ZOUKは巨大なので、公共交通機関では少し行きづらいところにあります。クアラルンプールの交通情報についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
» 使い分けが大事。クアラルンプール市内の移動手段【電車・無料バス・Grab&Uber】
どっちにしても夜遅くに行くと思うので、公共交通機関よりもGrabを使うのがおすすめです。帰り時間は3時とかになると思いますが、Grabならその時間にも捕まるので大丈夫です。
これが深夜3時頃のZOUK前の様子。みんなここでGrabを各々呼んで、待っています。次々に来てピックアップしていくので取り違えに注意です。
※追記(2018年3月)
2018年3月、UberがGrabへの東南アジア事業売却を発表しました。事実上、Uberは「東南アジア市場からの撤退」となりますので、今後はGrabに一本化されていくんだと思います。最新情報をチェックです!
エントランス&ドレスコード
エントランスは30RM(=約800円)でワンドリンクチケット付きと、わりと普通。
ガイドブックや他のブログなどに、
「パスポートを提示すれば観光客は無料で、ツーリストレーンから入れる」
という情報があったのですが、2017年10月時点では普通に料金取られました。観光客無料は2016年頃で終わったという情報もあったので、取られるつもりでいたほうがいいかと思います。
とはいえID提示が必須なので、パスポートは持参しましょう。
ドレスコードもあります。マレーシアでは、クラブとかに来れるのはまあまあ富裕層です。それなりの身なりの人が多いので、ビーサンや短パンはやめておいたほうが無難です。
再入場は何度でも可能なので、疲れたらTRECのBARへどうぞ。
全部で10フロア!かなり巨大です
フロアは全部で10個あります!
外観はかなり大きくて、なんかIKEAとかコストコみたいだなって思いました笑 日本ではお目にかかれないモンスタークラブです。
こちらがフロアマップ。階層はGROUND FLOORとFIRST FLOORの2階構造です。
- GROUND FLOOR:いわゆるクラブ。4つの大きなフロアがある
- FIRST FLOOR:BARみたいな感じでゆっくりめの雰囲気
盛り上がっているフロアは
この画像でいうと、オレンジの部分がメインフロアなのですが、ここよりも一番盛り上がっているのはピンクのVelvet Undergroundというフロアです。次がブルーのPhutureですかね…
メインフロアはあまり盛り上がっていなかったです。普通にエントランスから入るとVelvet UndergroundとPhutureの間くらいに入るのですが、こことメインフロアが中でつながってないので、一度出て入り直す必要があるんです。複雑…
私は在住者と一緒だったので連れて行ってもらいましたが、知らないとわからないですね…。だから人が少なかったのかも?
フロア紹介
公式サイトで紹介されている8フロアをさらっと解説。
ZOUK Main Room
Music: EDM, Trance, Techno, Electro,Trap
規模は大きめだけど、そんなに盛り上がってない。周りがぐるっと予約席だから落ち着いた感じ。一応メインフロア。
Ace
Music: Hip Hop / RnB / Deep House / Techno
メインフロアの真上。オルタナティブエレクトロ。
Phuture
Music: EDM, Open Format, Mash-up
よくあるEDMとかMashup系。バーカウンターが広い。ここには欧米人が少し多かったかも。
Velvet Underground
Music: Open Format, Commercial House
一番盛り上がってるフロア。真ん中がダンスフロア。炎が吹き出したりする。
Member’s Lounge
Music: EDM, Open Format
VelvetとPhutureの間にあるメンバーズラウンジ。この滑り台はだれでも降りていいみたい。
Imperial
MUSIC: Urban
KLのVIPたちのためのエクスクルーシブなフロア。シャンパンやウイスキー空けまくり……。
Balcony Deck
Music: Hip Hop, Trap and House
外に面しているバルコニーデッキ。スクリーンの映像付きで音楽が流れていて、空いてて気持ちいい。こんなん日本でやったら苦情確実。
Apex Lounge
Music: House, Nu Disco, Indie, Classics
ガラス張りの開放的なラウンジ。夜景がきれい…なのかも?(行ってない)
ZOUK in クアラルンプールの雰囲気
公式写真をご覧ください。
かなり活気があります!
HardwellとかMartin Garrixとか有名なDJも来ているみたいで、イベントも頻繁に開催されています。時期によるので、以下をチェックしてください。
» ZOUK KL 公式サイト
» ZOUK KL Facebookページ
曜日と時間帯
ここで注意です。週末の24時以降に行ってください。
23時過ぎに行きましたが、人がいなさすぎて焦ります笑 また平日はあまり盛り上がっていないみたい。水曜の24時過ぎにも近くまで行きましたが、人がまばらでした。
マレーシア人は少しシャイなんですかね?男同士でも、真ん中のダンスフロアに行くの?行かないの?お前行けよ!お前も行くなら行くよ!みたいなワチャワチャが24時くらいまで繰り広げられていました笑
1〜3時くらいはちゃんと盛り上がるので大丈夫です。
客層
現地の人が多い印象でした。中華系が多くて、あまり欧米人はいないです。
マレーシア人はマレー系・中華系・インド系の3人種にざっくり分かれるのですが、ムスリムの人はお酒を飲まないので、こういうところで遊んでいる現地人は「中華系」です。
日本人もいます。駐在の男性×旅行で来た女子大生みたいな組み合わせも見かけます笑 クアラルンプールには日本人の若者が少ないようですが、駐在の人はとりあえず一度は来てみるみたいですね。
ZOUKがある最先端ナイトスポット「TREC」
こっちも盛り上がってますよ〜
どこも賑やかです。混んでるけど、たくさんお店あるから入れないことはなさそう。このエリアでもあちこちでライブやってます。
おすすめBAR:Mango’s Tropical Café at TREC
マレーシアでは酒税が高いので、こういうところに来れるのは富裕層。だから質のいい人が多いです。スタッフのサービスもよい。
ヨコノリ系ムービーがずっと流れていました。ポイント高い。
名前 | Mango’s Tropical Cafe at TREC |
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住所 | Jalan Tun Razak, Kelab Golf di Raja Selangor, 55000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur |
アクセス | ZOUK向かって右手に歩いて2分 |
営業時間 | 17:00〜3:00 |
Facebookページ | https://www.facebook.com/mangos.trec/ |
まとめ:クアラルンプールで遊ぶならZOUK&TRECはマスト!
マストです!
ここ以外にも、ブキッ・ビンタン周辺のジャラン・アローやチャンカットなども夜は賑やかですが、このエリアが群を抜いてデカイので皆集まってきます。
マレーシアはムスリムの国(お酒飲まない)なので夜遊びできないかな〜?と思うかもしれませんが、そこはさすが多文化共生国家。ちゃんとこういうところもあって、うまく共存しているようです。
クアラルンプール市内での移動手段についてはこちらを参考にどうぞ。
ぜひ遊びに行ってみてくださいー
おわり。