先日迎え入れた新しいメカニカルキーボードをレビューします。
「NuPhy®(ニューフィー)」というメーカーの、Halo65というキーボード。ポップでかわいい見た目が世界中で人気で、いっきに売れている今注目のブランドです。
ずっとKeychron Q1をメインでほぼ一台使いだったのですが、たまに気分転換できるといいなと思って、今回これを買ってみました。結果、大満足しています。
65%レイアウトのキーボードの中では決定版と言ってもいいかも。まだ日本未入荷のため個人輸入するしかないのですが、わざわざ海の向こうから取り寄せる価値ありです。※追記:公式サイトの他、Amazonでも購入できるようになりました!
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中国深圳発の新興キーボードメーカー「NuPhy®(ニューフィー)」
とにかくクリエイティブがかわいい。Instagramを見ているだけで幸せになれます。
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日本ではメカニカルキーボードというと、ギークな感じでメカメカしく、男性的なデザインばかりでとっつきにくいけど、NuPhyのキーボードはポップでかわいくて女性ファンも多い。それでいて機能性はプロ級という素晴らしいメーカーなのです。
品質は最高級ながら、価格が抑えられているのも支持されている理由のひとつ。他メーカーで$200〜300台はするようなキーボードが、$100台で買えてしまう。
ホワイトベースのシンプルなキーボードに、この差し色。センスが光りまくっています。日本にも早くこういうメーカーが出てくればいいなと思うけど、当面は海外にアンテナを張ってやっていくしかないですね。
コンパクトながら本格志向の「NuPhy® Halo65」を購入
現時点でNuPhyのキーボードラインアップは6種類。
- NuPhy® Halo96
- NuPhy® Halo75
- NuPhy® Halo65
- NuPhy® Air96
- NuPhy® Air75
- NuPhy® Air60
HaloとAirという種類があり、Haloはフルスペックの本格キーボード、Airは軽くて薄い持ち運びに適したキーボードという感じです。96、75、65などの数字は、キー配列を示しています。
今回私が購入したのは「NuPhy® Halo65」というモデルです。
ブラックとホワイトの2カラーありますが、断然ホワイトでしょ、と思ったのであまり迷わずに購入。打鍵感のよいPBT Keycapsが採用されていて、ホットスワップ対応、アルミニウムフレーム、RGBライト搭載などが特長です。
ちなみにワイヤレス接続に対応と書いてありますが、技適未取得のため日本では法律上、無線で使うことができません……。この技適についてはやっかいなので説明を省きますが、有線接続のみと思ってください。Haloシリーズは重くて持ち運びには向かないので、有線接続のみで困る人はそんなにいないと思います。
こちらが届いたときの箱!半透明のパームレスト(リストレスト)も素敵だったので、試しにセットで買ってみました。
ちなみに箱をあけると、発音記号が書かれていました。ニューファイとかヌーファイとか読まれがちだから、あとから付けたんでしょうか。買うまでは知らなくてもいいけどユーザーになるなら発音も知ってよ?という粋なコミュニケーションだなと思いました。
ファーストインプレッションは、ずっしり詰まった感じでかわいい。3色のアクセントカラーがまるでお菓子のようです。こんなにポップなキーボードが存在していいのでしょうか。
デスクの上が雑多だけど、こんな感じで開封しました。キーボードって増えたらどこに置くのが正解なんだろうね。
付属品です。カラーキーキャップはたくさん付いているので、自分好みに付け替えて遊ぶことができます!NuPhyはキースイッチの豊富さも売りで、いろいろ試せるように7種類のスイッチがひとつずつ付属しています。
せっかくなので並べて付けて、打鍵感と打鍵音を試してみました。スイッチをこんなに試したのは初めてで楽しかった!私が購入したのは赤軸だけど、青軸みたいなカチカチするのも楽しいなぁ。茶軸は無難に押しやすい。銀軸が意外と好みなんだよなぁ。緑のがあるけど、ベイビーカンガルースイッチって、何?という感じでしばらく遊んでいました。
打鍵音比較は公式が動画を出しているので、ぜひ見てみてください。全部欲しくなります。
» NuPhy Halo65 Typing Sounds – G Pro 2.0
» NuPhy Halo65 Typing Sounds – Night Breeze & Rose Glacier
» NuPhy Halo65 Typing Sound – Baby Kangaroo
「NuPhy® Halo65」を真っ白にしてレビュー
ポップなアクセントカラーがかわいいと言ったそばからなのですが、私はオールホワイトにして使うことにしました。やっぱりワーク環境はシンプルにいきたく。ホワイトのトラックパッド、パームレストも並べて、すっきりデスクに。
無駄のない65%レイアウトが結局一番好き
バックライトも素敵すぎる。今までは75%キーボードを使っていたけど、Fキーってあれば使うけど、なくてもいい。そんなことを思っていたので65%キーボードにしてみたのです。
NuPhy® Halo65のレイアウトが、個人的には最強だと思っていて。Macに対応したUS配列で、無駄のないキー配置ながら、私にとって大事な矢印キーはちゃんとある。右のShiftが小さかったりすることもなく、必要なキーだけがぎゅっと詰まっている。
なくてもいいけど、一番右にはPgUpやPgDnのファンクションキーもあります。隅々まで完璧な配置で、感動するくらいです。
豊富すぎるキースイッチ
先ほど少しお見せしたけど、キースイッチの選択肢がとにかく豊富。赤軸・青軸・茶軸が定番としてありますが、そこに加えて黄色とか銀とかカンガルーとか、Nuphy独自のものも含めてたくさん種類があるんです。
私は無難な「Gateron G Pro 2.0 Red」を選びました。まだ軸にこだわれるほどキーボード沼にハマっていないので、赤が一番いいかなぁと思うけど、いろいろ揃えてみる世界線には憧れています。
多重シリコン構造の採用ですばらしい打鍵感
Nuphyのキーボードの魅力はなんといっても打鍵感。なんというか、完全に仕上がっている。少しコトコトしただけで、なんとも上質な感触がやみつきになります。キーボードを打っていて贅沢している気持ちになれるってすごくないですか。
その理由は、内部の構造が3層になっていて、シリコンが衝撃を吸収してくれるから。キーキャップにダブルショットPBTを採用していることも、素晴らしい打鍵感を叶えています。
スペースバーだけ特殊な「GhostBar」になっていて、また少し打鍵感が違います。スペースは頻繁に押すので、ここだけ音が一段低く「コト…」と落ち着いた感触なのがとても心地よい。タイピングに波とリズムが生まれます。
やわらかく上品に光るRGBバックライト
Haloというのは、ハロゲンライトとかの「ハロ」のことらしいのですが、それくらい光に力を入れているという意味なのかも。とにかくRGBライトの光り方のバリエーションが豊富で、やわらかい上品な光り方をします。
一体何種類の光があるんだろう。あまり日頃はレインボーをバチバチに光らせたりはしない派だけど、これは思わず遊びたくなります。やわらかいから、邪魔に感じない。
ブルーもパープルも美しすぎませんか……。明るいときにこんな感じで、暗ければまた幻想的になります。
ランダムに濃淡をつけて光ったり、波打つように光が動いたり、タイプしたキーだけが光ったり。映像でぜひ見せたいのだけど、写真で失礼します。
部分的に矢印キーだけが光ったりするアクセントもおしゃれ。ずっと眺めていられます。
2段階の足で角度が変えられる
機能的なところも説明しておきます。裏面にはこのように足がついていて、2段階の角度調節ができる。少し角度がつくだけで打ちやすさが変わるので、これは地味だけど大事なポイント。
重量は978g。持ち運びには不向きです
デメリットは特に感じないのだけど、持ち運びには不向きです。コンパクトですっきりとした外見によらず、重量を測ってみたら978gもありました。ほぼ1kgです。アルミニウムボディはかなりずっしりとくるので、家に据え置きで使うのがおすすめ。
持ち運びたいなら断然Airシリーズです。ちなみにAir75は日本にも上陸していて、国内正規代理店から買うこともできます。日本語でのレビューはブログもYouTubeもAir75が圧倒的に多く、商品提供を受けているインフルエンサーもいるようです。
NuPhy® Halo65は日本未上陸。公式ECサイトからの購入になります
今回レビューした「NuPhy® Halo65」は、公式サイトからの購入がおすすめです。
商品ページから軸やカラーを選んで注文です(ここにリストレストの追加があったから安いしつい購入してしまった)。公式サイトからの購入は1年間の保証付きだったりもするので、よくわからない中古を買うより断然おすすめ。
ちなみに配達時はこんな感じのアルミパウチに包まれて、注文から2週間くらいで届きました。ある日これが玄関先に置かれていたのですが、見かけによらない重量だし、英語と中国語しか書いてないし、一体なんだと思われたかな?なかなか怪しい配達物です。
買おうかなーと思った人は、紹介コードをどうぞ!以下のURLからの購入ですべての商品が10%OFFになります。1万円のキーボードなら10%は1000円。わりと大きいと思うので、ぜひ紹介コードを使って購入してね。
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追記:最近Amazonでのお取り扱いも始まったようです!10%OFFにはなりませんが、Amazonプライム会員なら翌日には届くので、早くほしいならAmazonから買う価値もありです。
最近身近な友人などにもメカニカルキーボードを布教しているのですが、キーボードを変えると毎日の仕事が楽しくなるのでおすすめです。もうキーボードにこだわらないことが考えられない。それくらい必須アイテムなので、ぜひ試してみてください。
▼メインキーボードはこちら
▼ワーク環境、デスク環境についていろいろ試行錯誤してます
おわり。