いつもいつもミニマリストになりたがっている(なれない)私ですが、今度こそ旅のメイクポーチを小さくしようと急に燃えはじめました。
最近はあまり身軽を極める旅をしていないのでちょっとポーチが肥大化していましたが、昔はもっとミニマルな荷物でどこにでも行けていたなぁ、と思い、ポーチの中身を見直すことに。せっかくなのでiHerbで愛用しているコスメで揃えてみました。
旅用だからといって妥協はせず、これでフルメイクが完成するという、そこそこ全部が詰まった装備です。自分なりに工夫がいろいろとあるのでシェアします。
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旅行用メイクポーチは軽く小さいほうがいい
女性はどうやってもメイク関連の持ち物が多くなりますよね。化粧品を何も持たず身軽にパッキングが完了している男性を見ていると、いつも悔しくて泣きそうになります笑
そんな“ハンデ”な部分は、できるだけ軽く小さく収めたい。だからといって、せっかくの旅をナチュラルメイクの薄い顔で過ごすのは嫌です。必要なものをすべて持つと手の平サイズのポーチでは収まらないけど、できるだけ軽く小さくするために頑張りました。
私の場合ちょっとした旅の頻度が多いので、「旅行用」と「普段用」でポーチを使い分けるのも面倒です。だからこのポーチを基本としておいて、自宅ではこれにプラスアルファする感じで他のものを使うようにしています。
メイクポーチの中身を分解し、ひとつひとつのミニマル(最小限)を考える
最終的に落ち着いたのがこちら。ポーチ自体はそんなに小さくないんだけど、8割くらいの容量で収まっているからゆとりがあり軽いです。
メイクポーチを小さくするときは、まずは自分のポーチに入っている中身を分解して考えて、1点ずつどこまで小さくできるかを考えていくとよいです。こんな感じで、すごくマニアックな世界だけど。
- リキッド系(クリームなどの液体)
- パレット系(アイシャドウ、チーク、ハイライト)
- コンパクト系(ファンデ、パウダーなど)
- ペンシル系(アイライナー、リップ、マスカラ)
- ツール系(ブラシ、ビューラー)
①リキッド系(クリームなどの液体)
必要量だけを別の容器に移し替えることで減らせます。液体は重さもあり、容器の形がいびつでかさばるので、無印や100均で売っているケースを活用します。
②パレット系(アイシャドウ、チーク、ハイライト)
パレットにくっついているものは中身の移し替えは難しいけど、丸ごとパレットから外してしまうことでかさを減らせます。このやり方はあとで紹介します。
③コンパクト系(ファンデ、パウダーなど)
パウダー系は移し替えも取り外しもできず、そのままの大きさで使う必要があるので、いっそ大きすぎる容器のものを最初から選ばないのが正解です。
④ペンシル系(アイライナー、リップ、マスカラ)
ペンシル系は一体型の形状なので、そのまま持ち運ぶしかない。できるだけかさばらない形のものを選ぶようにします。
⑤ツール系(ブラシ、ビューラー)
ツール(メイク道具)系はまっさきに排除。自宅に据え置くアイテムとして、ポーチに入れるのは諦めます。
ミニマルになるために手放すべきは「ツール」と「容器」
こうして見ていくと、手放すべきものは「ツール」と「容器」であることがわかります。
特定の用途のためだけのメイクブラシやビューラーは、度に持っていくのは諦めました。ツールの次に、無印や100均の詰め替えアイテムを活用して、容器がかさばるものを減らしていきます。そもそもコスメを買う時点で、容器の形状で選ぶくらいの気持ちで。
プラスチック容器はできるだけ買いたくないけど、そもそもコスメ業界がプラまみれなので、ここに関しては多少の妥協はいいのかなと思っています。
特定アイテムをなくするために、顔の改造もあり
必要なアイテムを減らすためには、顔そのものに手を加えるのもありかもね、という話。
たとえば私は「眉マスカラ」と「アイブロウペンシル」を削減するために、「眉ブリーチ」と「眉ティント」をしています。眉毛を描いたり毛の色を整えたりするためのコスメをポーチから減らすために、事前にそれを済ませておくということ。「眉ブリーチ」は1ヶ月、「眉ティント」は1週間ほど持ちます。
既にやっている人も多いと思うけど、もう少し踏み込んでまつ毛パーマやマツエク、アートメイク(タトゥーのように消えないメイク)で眉毛やアイラインを入れてしまうのも手です。
さらに上級になるとプチ整形になります。コンプレックスをカバーするために平均以上のアイテムを持ち歩き、平均以上の時間をメイクにかけているのであれば、いっそ顔を変えてしまう選択もありです。
ポーチを小さくするためにプチ整形する人はいないと思うけど笑、そういうメリットもおまけでついてきますね。
ミニマルになったメイクポーチの中身(ほぼiHerb)がこちら
幸い顔をいじることはなく済み、このようになりました。ポーチに入っているものは、こちら。
- 日焼け止めクリーム
- フェイスプライマー
- B.B.クリーム
- ファンデーション
- アイライナー
- マスカラ
- リップグロス
- アイブロウ
- チーク
- ハイライト
- アイシャドウ
- コンシーラー
- ルースパウダー
- メイクキープミスト
- ミニメイクブラシ
写真からは想像できない量のアイテムが凝縮されています。工夫しました。
ベースメイクは容器を移して必要なだけ
右側の3連のプラスチック容器には、日焼け止め、フェイスプライマー、B.B.クリームを入れています。一週間分は入るかな。
真ん中は、無印の薄型アルミカードケースに、市販の固形ファンデーションを移したもの。これに移すだけでかなりかさが減ります。
左側は仕上げのパウダー。蓋裏が鏡になっていてコンパクトミラーの役割も果たしてくれます。このように、1つで2役も3役もしてくれるアイテムを選ぶのもコツ。
ちなみにクリーム系の元の容器はこちら。こんなの入れただけでポーチが満タンなので、旅のときは諦めます。普段、家でメイクするときは、元の容器から使えばOK。iHerbで買えます。
マスカラ、アイライナー、グロスはそのままで仕方ない
左から、マスカラ、アイライナー、リップグロス。こういうものは詰め替えも軽量化も効かないので、このままポーチに入れます。すべてiHerbで買えるおすすめコスメ。
メイクキープミストは魔法の小瓶に
4Lの小瓶に詰め替えて使っているのは、メイクを崩れないようキープしてくれるミスト。
これ、仕上げに顔全体に吹きかけておくと本当に1日崩れないので、欠かせないアイテムです。小さな瓶のほうがかわいいので気に入ってます。
メイクブラシは小さいものを
ブラシは持たないとはいえ、ひとつあると便利……と思い、100均で買ったキャップ付ブラシを忍ばせています。なくてもいいけどね。
無印カードケースを使った自作メイクパレット
そしてコンパクト化の鍵を握っているのが、この無印のちょっと厚めのアルミカードケースです。
こんな感じですべてが入った詰め込みパレットになってる!
今は上の写真から、少しレイアウトを改善していて、コンシーラーとブラシ数本も追加で入っています。一見細かくて使いづらそうに見えるかもしれないけど、いろんなパレットを開け閉めする手間がなくなってこれひとつで済むから、慣れるとかなり楽なんですよね。
普段から急いでいたりするとこれでメイクします。ひとつひとつのアイテムは、小さいけど高品質なものを使うようにしているので、クオリティも問題ないです。
市販のほとんどのパレット系って、カッターなどを使って持ち上げると、このように取り外すことができるんです。粘着性のあるグルーでくっついているので、グルーを少し取りカードケースにくっつけていく感じ。
作り方は以前、記事でも紹介しています。時間とスペースが増やせて、本当におすすめ。
モノを減らすことは、時短にもなり、旅が充実します
以上、メイクポーチのコンパクト化でした。
このポーチはとりあえず顔を完成させるアイテムに絞って。大きなボディ用の日焼け止めや、ヘアケア用のクリーム、化粧水や美容液といったものは、また別でトラベル用のサニタリーポーチに入れています。
モノが減ると勝手に時短にもなって、旅を楽しむ時間が増えるので最高です。身支度に時間がかかってホテルを出るのに何分もかかっているようでは、せっかくの限られた時間がもったいないので、時短も追求していきたいと思います(でもメイクには15分はかかるよね……)。
参考になるポイントがあれば嬉しいです。
おわり。