香りが好きでよくキャンドルを部屋で使っているのですが、
ということがよく起こります。こうならずに最後まできれいにキャンドルを楽しむ方法がわかってきたので、自分の備忘録も兼ねて、網羅しておきます。
キャンドルは「育てる」とも言うくらい、じっくりと丁寧に、溶けてゆく過程を楽しむものなのです。
Contents
真ん中だけ溶ける、偏った溶け方をするのを防ぐには
こういう大きめのキャンドルだと特に、真ん中の芯のまわりだけが溶けてしまって、どんどん凹んでいく……ということになりがちです。
そうなると、せっかくお気に入りのキャンドルを買っても途中で使えなくなってしまうので、普段からこういうことに心がけて使いましょう。
最低でも2時間は灯しておく
一回に灯しておく時間が短い=溶ける範囲が狭い
ということなので、短時間を繰り返すとどんどん同じところだけが凹んでいきます。バランスよく溶かすためには、最低2時間くらいかけて全体にまんべんなく熱を行き渡らせることが大切。
芯を真っ直ぐにする
芯が斜めを向いている状態で火を付けると、左右に偏って溶けてしまいます。
そうなると見栄えが良くないので、なるべく火を付ける前に指でつまんで芯をまっすぐに立て直し、それから点火するようにするとよいです。
芯の長さをお手入れする
芯の長さも、溶け方に関係してきます。理想は0.5〜1cmで、長すぎても短すぎてもだめ。
- 長い場合→火が大きくなりすぎて不安定になるので、火を消して切ります
- 短い場合→小さいと消えてしまったり少ししか溶かせなかったりするので、一旦消して溶けているロウをティッシュなどに染み込ませて減らし、また火を付けます
お手入れけっこう大事!
クーラーなどを強く当てすぎない
風が当たると火がゆらいでしまい、安定して溶けてくれません。
火がチラチラするのも集中力を欠いてしまうので、なるべく無風のところにキャンドル置き場を設けましょう。
火を消すときは吹き消さない
吹き消すとロウが飛び散ってしまったりして、次にうまく火がつかないことがあります。
割り箸などでつまんで消すのがおすすめ。
スナッファーと呼ばれる、キャンドルを消すための道具もあります。炎にかぶせて酸素を遮ることで、自然に炎を消してくれるという仕組み。スナッファーが使えれば一番よいですね。
溶けたロウは取り除く
溶けたロウは定期的に取り除いておくのがおすすめ。
一度溶けたら古いロウなので、そのまま残しておくときれいに溶けてくれません。ティッシュに染み込ませてゴミ箱へ捨てます。
真ん中だけ溶けたキャンドルを直すには
すでに真ん中だけ溶けて無残な状態になってしまった場合でも、直すことは可能です!
耐熱容器に入れて湯煎
グラス入りのキャンドルの場合はそのまま、グラス入りでない場合はキャンドルホルダーにしてもいいガラスの容器にキャンドルを入れて、湯煎をします。
80℃くらいの熱いお湯をまわりに入れ、ゆっくり溶かしていきます。
これで改めて冷やして固めることになるのですが、新しく芯にする用にタコ糸などを用意しておきましょう。それで代用できます。
ドライヤーで溶かす
同じく溶かして固める戦法で、ドライヤーを使う方法もあります。
上記と同じようにガラス容器を用意し、熱風を当てて溶かしておきます。電力のムダ使いなのであまりおすすめはしませんが、手軽に自室でやりたいならこれもあり。
チャッカマンで炙って溶かす
チャッカマンでまわりを溶かしていく方法もあります。
ずーっと炙っていなければならないので少し疲れますが、本来と同じ「火で溶かす」という方法なので、一番ナチュラルに直すことができます。
おまけ:最近買った新しいキャンドル。キャンドルが好きです
最近オーストラリアのメルボルンで買った、このキャンドル。
mojoというブランドなんですが、ビール瓶を再利用してキャンドルホルダーにしているらしく、お洒落です。
見た目だけでなくエコにもこだわり、サステナブル・キャンドルとして売っています。
素敵ですよね!
改めて紹介記事は書きたいのですが、公式サイトはこちらです。サイトもスーパーかっこいい。
» Mojo Candle Co | Wine & Beer Bottle Candles
ぜひお気に入りのキャンドルを見つけたら「育て」て、いい感じに溶かしていってみてください。
▼他にお気に入りの香りグッズたちはこちら
おわり。