ニセコの中心グラン・ヒラフの麓からほど近い、「ニセコひらふ泉郷(いずみきょう)」の近くにあるレストランを3店紹介します。
ヒラフの中心街にある飲食店は、外国人だらけでとても混んでいる……のですが、ちょっと歩いていくとカジュアルで落ち着いたお店ががありました。
- 地元ニセコと北海道の食材を使ったビストロ
- スパイスが効いて身体あたたまるスープカレー
- 特産品を使ったインパクトのあるご当地ラーメン
のみっつです。
どこもヒラフ中心街から徒歩で20分、車なら2〜3分で着くところ。ヒラフの混雑に疲れたときなど、気分に合わせてどうぞ!
Contents
「ニセコひらふ泉郷」のあたり
「ニセコひらふ泉郷」とは、グラン・ヒラフの麓にあるレンタルコテージが密集するエリアのことです。この羊蹄山の景色を見つつ、ペンション街には降りずに北東のほうへ(倶知安町に向かう道)。
地図だとこのへん。このコテージ施設のことを「泉郷」というのですが、なんだかエリア名のようにも使われている感じです(すこし違うかも)。
真っ黒なスタイリッシュな家から木のぬくもりを感じるログハウスまで、ランク別にさまざまなコテージが。テニスコートやバーベキューハウスもあり、家族などでゆったり滞在するのにおすすめ。
夏も冬も、ここに長期滞在してニセコの山を楽しみ尽くすなんて最高ですね!
この泉郷エリアにあるレストラン2店と、少し離れたところにある1店に行ってみました。
ニセコの物価、とくに外食費は法外に高いといわれていますが、これらのレストランは東京都心と同じくらいの単価だったように思います。ランチなら1,500円以内です。
ちなみに、夏季・冬季のみの営業の場合が多いので注意してください。店舗からの情報も要確認!
ニセコ泉郷直営ビストロ「Bistro Re Arbor」
コテージに紛れ込んでいる一軒家ビストロ。泉郷直営のお店で、2018年12月にオープンしたばかりです。
地元ニセコと北海道の食材を使い、和・フレンチ・イタリアンを融合させた新感覚のお料理が楽しめます。オープンしたてということで、外観もきれいな感じ。
店内もスタイリッシュ。夜は高級なお店になりそうな雰囲気ですが、お昼は「ワンプレートランチ」をやっていてわりとカジュアルです!
シーズンも後半の3月、ピークを外して遅めの14時台に行ったら誰もいませんでした笑
「ワンプレートランチ」は、メイン料理1品+スープ、彩り野菜のサラダ、季節のお惣菜、ライスまたはパンがセットになって1,500円。さらに、コーヒー、紅茶、又はアイスクリーム付き。
訪れた日のワンプレートランチは下記の5種類でした。
- ルスツ豚のカツレツ トマトのソース
- ラム肉のグリル 山わさび醤油ソース
- 伊達地鶏のグリル レモンペッパーソース
- 魚介のフリッター トマトタルタルソース
- 鮭のムニエル バジルソース
ラム肉のグリルを頼みました!山わさびがピリッと効いていて美味しかったです。付け合わせのサラダやピクルスなどのお惣菜もちょっと独特でいい感じ。
食前にパンプキンスープもついてきました。寒い雪山であたたかいスープはしみわたる、、
ディナーはコースメニューが5,000円から。コース以外にも1,000円台からパスタなどもあるようです。公式サイトにはこんなディナーメニューが書いてありました。
- 採れたてのお野菜をふんだんに使用したピクルスの盛り合わせ
- 北海道産の旬なお刺身と海老ときのこのアヒージョ
- 柔らかく甘みのあるルスツ豚のカツレツと道産和牛の霜降りステーキ
シェフオリジナルのお料理だそうです!次はディナーも行ってみたい〜。
店名:Bistro Re Arbor(ビストロ リ・アルボ―)
電話番号:0136-55-6603
住所:北海道虻田郡倶知安町山田11-13
席数:40席(最大50席)
営業時間:ランチ11:00~15:00まで(L.O.14:30)、ディナー17:00~21:30まで(L.O.21:00)
» Bistro Re Arbor|公式Facebook
» Bistro Re Arbor|公式Instagram
▼Bistro Re Arborの場所はこちら
さっぱりスープカレー「つばらつばら」
続いて、北海道料理ともいえるスープカレーの有名店「つばらつばら」。
スープカレー&和ダイニングということで、夜は居酒屋っぽくなるようです。席数は50席ほどあり、待たずに入れるのも嬉しいところ。ヒラフではどこに入るにも多少待ちますからね……
店内はこんな感じ。けっこう大衆感があって落ち着きます。雑誌なども置いてありました!
食べたのがこちらの「和風鶏つみれカレー」。これはスタンダードスープなので1,400円で、ココナッツミルクスープにすると1,550円になります。
このスープカレー、、かなり美味しかった!今まで札幌など他のところでもスープカレーは食べてきているけど、そのなかでもベストに入る勢いでした。
スープはさっぱりめで少し酸味のある感じ。スパイスが効きまくっていて独特な旨みが好みでした!野菜も季節柄なのか根菜などがごろごろ入っていて、味が染み込んでいて柔らかい感じが素晴らしい。
文句なしのスープカレーです!ぜひ!
ちなみに辛さを20段階から選ぶことができます。私は辛いの苦手なので3くらいにしたけどまあまあ辛かった、、20ってどんなだよ。
- 🔥0〜5辛
- 🔥🔥6〜8辛 +50円
- 🔥🔥🔥9〜10辛 +100円
- 🔥🔥🔥🔥11〜15辛 +200円
- 🔥🔥🔥🔥🔥16〜20辛 +300円
- トッピングは、
いわのり、たっぷりねぎ、れんこん、ごぼう、おくら などいろいろ!
セルフサービスでコーヒーが飲めるのもよかった!50円を空きビンに入れるシステムです。
ちなみに、店名の「つばらつばら」というのは万葉集に出てくることばで「しみじみと、あれこれと、心ゆくままに・・・」という意味だとか。
しみる。
店名:「つばらつばら」
電話番号:0136-23-1116
住所:北海道虻田郡倶知安町ニセコ高原ひらふ132-14
席数:53席
営業時間:ランチ11:30-15:00 (LO 14:30)、ディナー18:00-22:00 (LO 21:00)
定休日:12-3月:第2、4水曜日、4-11月:毎週水曜日、第3日曜日
▼「つばらつばら」の場所はこちら
真っ白な味噌ラーメン「ニセコラーメン風花」
2008年創業のラーメン店。場所は移動したようですが10年以上も続くお店です。
ヒラフ中心街からニセコ泉郷に行くまでの途中にあり、ひらふ十字街からは徒歩で10分くらいです。
ログハウス風の建物ですが店内は広く、ファミリーやグループで座るような席もたくさん。テーブルの上には豪快にやかんに入ったお冷が置かれています。
カウンターはL字型になっていて、2人掛けずつ区切られて背もたれがあるちょっと独特なイス。なんとなくプライベート感が増して居心地がよいです。
名物は「ふぁっと白い味噌ラーメン ニセコラーメン ¥982」。
羊蹄山麓で採れる男爵いもを、食材をムース状にする機械エスプーマを使ってふわふわの泡のようにし、ラーメンの上一面を覆っています。きめ細かい泡は「ニセコのパウダースノー」をイメージしているそうです。
「ラーメンでも地産地消ができないか?」
「ニセコの名物となるようなご当地グルメが作りたい!」
ということで考案したらしい。郷土愛ですね。
ラーメンは自慢の味噌ラーメンで、インパクトは抜群ですが具材がシンプルなので、味玉やチャーシューなどのトッピングを足したほうがいいかもです。
見た目だけでなく味も楽しくて、じゃがいもの甘みが味噌ラーメンをよりまろやかにしてくれてコクのある上品な味わいでした!
じゃかいも泡だけすくって食べても美味しいし、麺と絡めてもいい感じ。
店名:「ラーメン風花(かざはな)」
電話番号:0136-55-8812
住所:北海道虻田郡倶知安町字山田179-36
席数:36席
営業時間:ランチ12:00〜14:15、ディナー17:30〜20:00
» ラーメン風花|公式Facebook
▼「ラーメン風花」の場所はこちら
まとめ:ニセコの物価は高いけど、そこまでではない
ニセコの特にヒラフエリアは物価が高いのは事実です。シーズン中はどこも並んでいるし、高級店ばかりだし、気軽に入れるお店を見つけるのが難しい、、
とはいえ、メディアが報道している「ラーメン1杯3,000円!」が当たり前かといえばそうではないです。(1杯3,000円のラーメンもあるけどそれは高級食材を使っているから)
ニセコにも地元の人がやっていたりするカジュアルで美味しいレストランはたくさんあります。車があればもっと行ける範囲が広がるはずなので、ニセコを訪れる際には美味しいレストラン探しを楽しんでみてください〜
▼ヒラフでカフェをお探しならこちら
▼ヒルトンの温泉もよかったです
おわり。