2018年に買ってよかった本を厳選して5冊紹介します。
今年は去年と比べてあまり本が読めなかったのですが、時間を見つけてちょこちょこ読んでいました。そのなかから、有名人になること・残酷な世の中のこと・戦略広報・健康な食事・宇宙など、全然関係ないジャンルの5冊の本を紹介します。
前提知識がいらない本ばかりです。普段読まない系の本を知って、視野を広げてみたい方におすすめです!
Contents
2018年、読んでよかった本たち
少ないラインナップのなかでも特によかった5冊です。ビジネス系の本や小説を入れるともう少しあるのですが、万人受けするというか誰が読んでもよい本を厳選しています。読んだ時期は順不同。
「有名人になる」ということ
勝間和代さんが「有名人」になっていく過程と、その時々で思っていたことを記録した本。
勝間さんは、ご自身のビジネスの一貫として、意図的に「有名人になろう」と決めて戦略的になった方なんですね。知りませんでした。
「有名税」とかいうけど、想像以上に有名になることによるデメリットも大変そうだなーと思いました。今はSNSで「ちょっとした有名人」「界隈では名が知れている」みたいな存在になるのは簡単です。そういう世の中において読むべき本です。
有名になることは不可逆――。一度有名になってしまったら、どんなに願ってもその前の生活は取り戻せない。そんなことを考えさせられます。
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
テレビで話題の健康法や食事法、本当に意味あるの?と提唱している本です。私たちはいかにメディアに踊らされているのか、知ることができました。。
「これが身体にいいよ!」という情報は、当然マーケティング目的でどこかの企業が流していることが多いのです。私自身もメディアを動かす仕事をしていたので、わかります。けっして嘘ではないのだけど、誇張や偏った情報はいくらでもあります。
ただし、この本には「健康にいい食事」の最先端情報とヒントが書かれているだけで、正解は書かれていません。
まだまだ地球には解明されていないことがたくさんあって、医療とかも未知だらけで、そんななかでどう情報を選び取っていくかは個人が判断しないといけないんだなーと思いました。日頃の生活習慣ってほんとに大事ですよね。
戦略思考の広報マネジメント
私の専門分野である広報系の本ですが、広報職だけでなくすべてのビジネスパーソンにおすすめなので入れておきました。
「広報は経営だ!」
「経営戦略として広報を考えるべきだ!」
「よりよい経営環境は広報でつくれる!」
などと言われています。企業にとって、経営と紐付いた広報戦略がいかに大事かが書かれています。すべてのビジネスパーソン、とくに会社経営に関わるひとには読んでほしい1冊です。
広報やPRに興味があるひと向けにおすすめ本を全部まとめた記事もあるので、ぜひ。
言ってはいけない残酷すぎる真実
人間は平等だとか、
努力は必ず報われるとか、
見た目よりも中身が大事とか――。
そういう社会にあふれるキレイゴトを、遺伝や生物学、脳科学の観点からぶった切っている本です。世の中は不公平なんだな、と冷静になれます。
私はもとからそういうキレイゴトが嫌いで現実的な考え方をしているので、「やっぱりね」という感じでした。遺伝で人のある程度の能力は決まってしまうし、顔が悪いと知能も足りなかったり、するらしいですよ。
残酷です。そんなのひどいと思います。でも、目を背けてはいけない現実です。
俯瞰的に、客観的に生きていくために、必須の教養だと思いました。
宇宙からいかにヒトは生まれたか
これは年越しのタイミングでまさに読んでいる本です。
宇宙の成り立ちとか、生命の誕生とか、人類がどうやって今の形になったのかとか。宇宙の歴史は想像できないくらい膨大で、読んでいると自分の存在すらも危うくなってきます。
人間も素粒子の塊でしかないので、今ここでこれを書いている肉体と、考えている頭と心って、一体なんなんでしょうね?とかいろいろ悟ってしまいますが、単純に読み物として面白いのでおすすめです。2019年も知的好奇心を刺激していきましょう。
2019年は、もっと多ジャンルの本を読む!
以上です!
2017年は、ブロックチェーンとかAIとか評価経済社会とか、流行りの本をいろいろ読んでいました。でも2018年はフルタイム複業でなかなか忙しく働いていたこともあって、あまり本が読めなかった……。
それで気づいたのですが、私にとって本が満足に読めないことはとてもとてもストレスになる、、 来年はもっとたくさん本を読みます。ゆっくり小説に浸る時間とかも作りたいな〜。
2019年は、年末にまとめてではなく半期や四半期ごとにおすすめ本を紹介するのが目標です。それでは〜。
▼2018年に買ってよかった「ガジェット部門」「コスメ・ファッション部門」もぜひ
おわり。