お香といえば、固形やスティックタイプが普通ですよね。
私はお香が大好きなのですが、最近ちょっと面白い「紙のお香」を見つけました!
紙だからいろんな使い方ができるし、しかも知れば知るほど歴史も機能も奥深すぎる……。
パピエダルメニイの「紙のお香」を紹介します。
Contents
120年以上の歴史をもつフランス製のPapier d’Arménie
これがPapier d’Arménie(パピエダルメニイ)の「紙のお香」。名刺サイズでパラパラめくれる形になっていて、1枚ずつ切り離して使います。
1885年にフランスで創業した世界最古の消臭剤で、なんと歴史は120年以上!消臭剤って最初は紙だったんですね〜。
今はたった8人の職人さんによって作られているそうです。
フランス語ですが、公式サイトも貼っておきます!
» Papier d’Arménie(パピエダルメニイ)公式サイト
パピエダルメニイ「紙のお香」の使い方
表紙をめくると、3枚✕12枚のお香が連なっています。3枚つづりになっているので1枚を切り離して、ジャバラ状に折って火をつけて使います。
このジャバラ折がポイントで、細かく折ったほうが長く火が続きます。
こんな感じに折ってトレイなどに置いて、
端っこに着火。
じわじわと燃えてゆき……煙がすーっと立ちのぼります。
わりと一瞬で炭になります。1分くらいですね。
「え!?みじかっ!」と感じると思いますが、このお香は焚いている間だけ香るのではなく、サッと焚いて残り香を楽しむのが正解みたいです。言われてみれば、長時間燃えっぱなしより合理的な気がする。。
半日〜3日くらい香りが残るんです。すごい。
消臭・空気の浄化・殺菌効果もある
このお香、香りを楽しめるだけじゃなくて、消臭・空気の浄化・殺菌などの効果もあるんだとか。空気をキレイにしてくれるので、ウイルスを撃退して風邪予防の効果もあるらしいですよ。ほんとかな……
安息香の木から採取したベンゾイン樹脂というものが含まれていて、これに浄化作用などがあるんだって。「お香で風邪予防!」とか怪しすぎますが、120年の歴史にそんなこと言われるとさすがに嘘ではなさそうです。
こんなにいろいろ効果があって、お値段はひと綴り500円ちょっとと激安です。日本では稀に雑貨屋さんに置いてあったりするようですがなかなか見つからないので、ネットで3つセットでご購入ください!
パピエダルメニイ トリプル 3個セット お香 / インセンス / アロマペーパー
香りは独特な3種類
私が愛用しているのは、一番スタンダードなトラディショナルというタイプ。
やさしくて懐かしいバニラの香りです。少しエスニック風味な感じなので、好みはわかれるかもしれません。
その他、トリプルローズとアルメニイをあわせて3種類の香りから選べます。
トラディショナル
バニラとバルサミックノートが東洋を想わせる香り。
トリプルローズ
イランとトルコのふたつのローズにフルーティーさが加わったメローな香り。
アルメニイ
インセンストミルが溶け込んだウッディーバニラの芳しい香り。
お値段も高くないので、全種類まとめ買いしてもいいくらい!
使い方はアレンジいろいろ
使い方ですが、普通にお香として焚く以外にもいろんなアレンジがききます。人から教えてもらったこと、自分で思いついたことを紹介します。
名刺入れに入れておく
個人的にイチオシな使い方が、名刺入れに忍ばせておくこと。
名刺にほんのりと香りが移って、渡すときにふわっと甘い香りが漂います。知り合いの方に教えてもらったのですが、衝撃的すぎてそっこーで実践しました。
出張先のホテルで
紙なので持ち運びやすいのもポイント。
出張先のホテルとかって、ときどきニオイが残っていて気になるときありますよね……。
そんなときにサッと焚くと、一気にお部屋の空気を浄化してフレッシュにしてくれます。これホントに、きれいに嫌なニオイが消えるんですよ!
しかも1日は確実に香りがもってくれるので、短い出張には本当におすすめ。
香りをつけたいものと一緒に小瓶に
造花とか小さいぬいぐるみとか、香りを移したいものと一緒に小瓶に入れて密閉して、しばらく置いておきます。
そうすると香りが染み込んで、お気に入りのアイテムがいい香りに!
かわいい小瓶に入れておけば、入れている間インテリアとしても楽しめますね。おしゃれ。
こんな感じで、用途もいろいろ工夫し放題なPapier d’Arménie(パピエダルメニイ)紙のお香でした!
▼一応3種類のリンク貼っておきます〜
パピエダルメニイ トリプル 3個セット お香 / インセンス / アロマペーパー